こんにちは。
burikoです。
学校に通う子どもたちは、夏休みに突入しましたね。
夏休みくらいゆっくりしたいところですが、高校受験生にとっては”高校選び”をする大切な時期となりました。
”高校選び”は、初めて自分で学校を決定する経験となる子どもが多いでしょう。
公立か私立か。
共学か男子or女子校か。
付属校にするか・・・。
何を基準にして、どの学校を選べばいいのか、本当に難しいところです。
そこで、今回は私の知り合いの現役教員に「
高校選びで悩まれている方に”これだけしっかり意識しておけば間違いないのではないか”と強く感じるポイントを1つご提案します!
google先生が教えてくれた高校選びのポイント
ネットで『高校の選び方』を検索したところ、わかりやすくまとめてくださっているサイトがいっぱいありました。
そこで記されていたポイントをざっとまとめてみました。
1.偏差値
2.校風・教育方針
3.通学時間
4.進学実績
5.学費
どれもすごく大切。
上記のことをしっかり踏まえて学校を選ぶことは、入学後に良い高校生活を送ることができるかどうかに繋がると思います。
しかし!!
知り合いの現役教員は、それよりも意識した方がいい大切なポイントがあるというのです!
自分が全てに納得していること
知り合いの現役教員が教えてくれた受験生に本当に大切にして欲しいポイント。
それは、
自分が全てに納得して決めること。
これに尽きると、知り合いの現役教員は言い切っています。
保護者に勧められたから。
偏差値的にここくらいしか行けないから。
自分の高校を受験生1人で見つけるのは、すごく難しいことです。
周りの大人が色々アドバイスをすると思いますが、「あの人がこう言ってたから」という理由で高校を決めてしまうのは、危険です。
理由は、何か嫌なことがあったとき、その人のせいにする可能性が高いからです。
大切なのは、その学校の偏差値や校風ではありません。
何かあっても人のせいにしないくらい、自分で納得した高校を選び抜くこと。
それが、楽しい学校生活に繋がります。
事実と解釈
知り合いの現役教員の方は、生徒から下記のような不平不満を聞くことあると言います。
『○○先生の授業がわかりにくい』
『○○先生がうざい』
『なんで茶髪禁止かわからない』
『マラソン大会がめんどくさい』
『プールがめんどくさい』
『数学なんて勉強したくない』
『学期ごとに模試を受けさせられて無駄』
etc…
さて。
ここで、上記の意見を”事実”と”解釈”に分けて考えてみます。
『先生がうざい』という発言。
これは、本人の”解釈”の問題です。
校則や、行事がめんどくさいことも本人の”解釈”です。
その先生のことや校則、行事が嫌だなと思う人もいれば、好む人もいるはずです。
しかし!
その先生や校則、行事が存在することは”事実”です。
誰が見ても確かに存在し、入学する前にその先生がいること、校則があることはわかります。
もし本当にマラソン大会が嫌であれば、マラソンがない学校を見つければ良い。
茶髪にしたいなら、茶髪OKな学校に行けばいい。
私は学校のプールが嫌いだったので、高校はプールがないところと決めて学校を選びました笑
”事実”は入学前にほぼわかります。
”解釈”は入学してから自分次第で変わります。
”事実”と”解釈”の視点を踏まえて、高校を選んでください。
”通学する本人が全て納得して決めた学校”
ここが達成できていると、入学後色々あっても言い訳できません。
だって自分で決めたから!
自分で決めた意識のない子は、学校生活で何か壁にぶち当たったときにすごく苦労している子が多いように感じます。
『ホントはこの学校に来る気なんてなかった』
と言い訳ができるからです。
これから高校を決める子には、ぜひ”自分で決めて納得している”ことを大切にしてほしいです。
選択肢がいっぱいあって簡単なことではないですが、楽しんで自分が通いたい高校を見つけてください!
【おまけ】その高校に行く理由は1つじゃダメ!
高校を選択するにあたって、個人的に思っていることがあります。
それは、その高校に行く理由は1つでない方がいいということです。
その高校に行く理由は、2つ以上あった方がいいです!
私が高校生のとき、野球部の友達がいました。
その友達は「野球をやるためにこの学校に来た」と言っていました。
ある日、彼は練習中にケガをしてしまいました。
そのケガによって、プレイヤーとして活躍することはできなくなりました。
彼は野球のために学校に通っていました。
勉強にも学校行事にも、それほど興味はなかったのです。
学校に来る目標だった野球がなくなり、彼は最終的に退学しました。
唯一の目標を取り上げられると、その学校にいる理由がなくなったように思ってしまうことがあります。
絶対にそんなことないのに。
自分が思っていた大切は目標は、いつどんな形で奪われるかわかりません。
どうしようもない理由で、その目標を目指せなくなることもあります。
そんなとき、目標が2つ以上あると、その残りも目標が支えになってくれます。
私はこれがとても大切なことだと思います。
目標は1つじゃなくてもいいんです!!