こんにちは。
burikoです。
うちの娘(2)は、現在おままごとにハマっています。
私はおままごとの経験がなかったので、娘がハマり出して人生初めておままごとというものに直面しております。
「おままごとって語源なに?」って思って、調べました。
ままごとの語源は「飯事(ままごと)」
引用:わくわくランド
飯事は字の通り、「ご飯を食べる」という意味だそうです。
おままごとも、この語源から料理を作ったりする家庭的な場面が多くなっているそうです。
おままごとの起源って、平安時代の貴族の紙人形遊びなんだそうです。
ざっくり1000年前くらいからおままごとってやってるんですね。
そんだけ昔からやっていれば、私たちにはおままごとDNAが生成されていて、誰から教えてもらわなくても自然にやりたくなるものなのでしょう。
そんなおままごとDNAの力によって、うちの娘も日々おままごとに勤しんでいます。
アンパンマン。
食パンマン。
コキンちゃん。
ドキンちゃん。
彼らをレギュラーとして、娘が彼らの日常を演出しています。
その様子を見ていると、毎回、始めて5秒で気づく彼女は気付きます。
すると、彼女は私に言ってきます。
私がご飯を食べていようが、お風呂の準備をしていようがお構いなし。
手を引っ張り、強制参加させてきます。
娘の絶対王政。
娘が最近お気に入りのシーンは、みんなでご飯を食べるとき。
おもちゃの野菜や果物を鍋にぶっ込み、炒めたり、ときには煮たりして料理を作ります。
ハンバーグとバナナとウインナーと寿司が、一つの鍋で煮込まれたりします。
彼女にそう言ってみたりするけど、当然シカトされます。
父親というのは、こういうダル絡みするから娘に嫌われるのでしょうか。
そんな魔女鍋を、彼女はアンパンマンらに振る舞います。
アンパンマン役を仰せつかった私に、娘は魔女鍋を差し出してきます。
私はアンパンマンを通して、娘の魔女鍋をいただく。
すると、娘は私に向かって聞いてきます。
魔女鍋の食レポ、怖い。
大人のダメなところで、素直に感想言えばいいだけなのに、余計なこと考えてしまうんですよね。
これ、大喜利かな?
シャレたこととか、面白いこと言わなきゃいけないのかな・・・みたいな。
でも、2歳児とのおままごとだし、シンプルに答えればいいか。
・・・
あっ。
ちゃんと大喜利でした。
コメントの弱さにOKをくれない娘。
彼女はこのおままごとを本気でディレクションしているようです。
食レポが「おいしい」だけなんて、断じて許されることではないのだろう。
そうなりゃ、私も大人としての意地があります。
これまでの経験を活かし、色々な言葉で味を表現してやりましょう!
2歳児からは出ない表現力を見せつけてやりました。
さぁ。
このコメントにどう返してくるのか、見せてもらおうじゃないか。
あっ。
私のコメントはいじってもらえず、流されました。
まぁ、いいでしょう。
それよりも、彼女の自ら食レポに挑んだ姿勢を褒めたい。
大人の表現力あるコメントの後に、2歳児がどんなコメントできるというのだろうか。
娘は魔女鍋を手に持ち、無邪気に「パクパクパク」と言って食べ始めました。
このおままごとはもちろん即興です。
事前に渡された台本は、もちろんない。
ただ、このあと彼女が私に要求している台詞は理解しています。
娘は私の目を見て、言いました。
えっ。
ちょっ・・・。
めっちゃ素敵なコメント!!
2歳児に食レポ、負けました。