こんにちは。
burikoです。
「あなたは、周りの人からどんな印象を持たれていますか?」
これは面接などで聞かれるメジャーな質問だ。
私がこの質問に答えるとしたら「優しいという印象を持たれています」と答える。
周りの方にこう言っていただけるのは、すごく嬉しいしありがたい。
言われれば言われるほど、優しくありたいと思う。
しかし、そう言ってもらうたびに心の中で思うことがある。
「あなたが思っているほど、優しくないんです。」と…。
優しさとは何か、考えてみた。
アラフォーになってたどり着いた答えがある。
優しい人は、自分のことを心の底から優しいと思っていない。
そして、優しい人は目の前から急にいなくなったりするんです。
目次
「優しい」と「縁を切る」
私は周りの方からよく「優しいですね」と言ってもらえる。
私自身、「優しくありたい」と心掛けている。
「優しくありたい」と考えるのは、「平和に過ごしたい」という想いがベースとなっている。
私は険悪でピリピリしたムードが苦手。
できることなら、常に穏やかなムードの中で過ごしたい。
だから、他人には優しくありたいと考えている。
しかし、不思議なことがある。
「優しい」と言ってもらえるのとセットでついてくるフレーズがある。
「何かあったら、急に縁を切られそう」
なんですか、この相反するフレーズのセットは・・・。
急に縁を切るなんて、したくない!
実際に、これまで急に縁を切ることなんてnak・・・
あるわ。
急に縁を切った人、何人かいるわ。
「優しい人」は「急に縁を切る」ことはしないと思い込んでた。
でも、他者の評価によると「優しい」らしい私は、急に人の縁を切っていた。
急に縁を切るなんて、優しくない。
なぜ、そんなことをするのか・・・。
優しいって言われるとき
優しいと言われたり、思われたりするときはどんなときだろうか。
「自分よりも他人を優先したとき」ではないだろうか。
例えば、電車でお年寄りに席を譲る行為。
自分が座りたいけど、お年寄りを優先する。
例えば、旅行でどこに行くか意見が割れたとき、相手に譲る行為。
自分は行きたいところがあるけど、相手を優先している。
このように自分よりも他人を優先したとき、人は「優しい」と感じる。
優しい人の心理
優しい人が「自分より他人を優先する」場合、どう考えているのか。
①自分を貫くほどでもない
②仕方がない
優しい人が優しいと思われるとき、上記の2つのことを考えている。
①自分を貫くほどでもない
優しい人は「どうでもいいゾーン」を持っている。
鬼滅の刃の主人公「竈門炭治郎」を考えてもらうのがわかりやすい。
仲間の猪之助は何かと「リーダーは俺だ」と主張する。
炭治郎にとって、リーダーであることはどうでもいいこと。
だから「わかった!」と言って、猪之助の主張をすんなり受け入れるシーンがよく出てくる。
優しい人は、自分を貫くほどでもないことを明確に理解している。
だから「あーそこはどうでもいいんで」と瞬時に判断し、相手を優先することができる。
②「仕方がない」
優しい人は「仕方がない」と考えることができる。
生きていると、自分の思い通りにいかないことはたくさんある。
そんなとき、「仕方ない」と思えるか思えないかはその後に大きく影響が出る。
思い通りにいかない場面で「仕方ない」と思えないと、感情的になる人がいる。
「それは絶対違うだろ」的な。
他人に”絶対○○○だ”と言えることは、すごく少ないと思う。
物事は色々な角度からアプローチすると、違った答えにたどり着く。
だから「絶対に違う!」と感情的になると、自分の考えで正しい!という想いで頭がいっぱいになる。
思い通りにいかないとき「仕方ないな」と思えると、感情にブレーキをかけることができる。
それは、とても重要なことだ。
そうすることで「相手を理解しようとする」余白ができて、それが優しさにつながる。
優しい人は、どんな時も「仕方ない」と考えてフラットな感情に持っていくことができる。
優しさのベースにあるのは”我慢”
「自分を貫くほどでもない」と「仕方がない」は優しさに繋がる。
この2つから発生する優しさのベースになっているのは”我慢”だ。
そう。
優しい人は”我慢”している。
”我慢”には限界がある。
”我慢”には、限界がある。
例えば、
ずっと自分の悪口を言ってきて、ずっと自分のお金を盗んでいて、叩いてきたりするやつがいたとする。
いくら優しい人でも、そんなやつとずっと一緒にいることはできない。
最初は笑って許してあげたりできるかもしれない。
なぜそんなことをするのか理解しようと、努力するだろう。
でも、限界はある。
限界が来ると、残された手段は1つ。
その人の前から急にいなくなることだ。
優しい人は、仕返しとかしない。
そんなことしても無意味だとわかっているから。
こう考えて、優しい人は急にいなくなるのだ。
この記事のまとめ
・優しさは自分より他人を優先すること
・優しい人は「自分を貫くほどでもない」「仕方がない」と考えられる
・優しさのベースにあるのは”我慢”
・”我慢”には限界がある
・優しい人に限界がきたとき「仕方がない」ので急にいなくなる
優しい人にも限界がある。
これは覚えておいた方が良い。
これを忘れて優しい人に甘え続けると、目の前から急にいなくなってしまうかもしれない。
優しい人にも、優しくしよう!!