こんにちは。
burikoです。
先日、嫁と娘(1歳)がインフルエンザになりました。
元気なのは私1人!
2人を救うため仕事を休んで看病することにしました。
しかし!
仕事の都合上、嫁と娘が完治するまで仕事を休むわけにはいきませんでした。
そこで、私は嫁に「ベビーシッター or 両親を頼ろう。」と提案しました。
嫁は私に言いました。
嫁「断わるっ!!」
Σ(・□・;)!!
何故!?
嫁は一体何を思って他人に頼ることを断ったのか。
嫁と娘がインフルエンザになってわかったことを書き綴ります。
目次
日本にベビーシッター文化は浸透しない原因は”家に入れたくない”という想い

インフルエンザに倒れた嫁と娘。
仕事に行かなきゃいけない私。
ベビーシッターや両親に助けを求めようと提案する私。
それを拒否する嫁。
何故、嫁は私以外の助けを拒否したのか。
嫁が教えてくれた想いは1つだけ。
それは、
家に他人を入れたくない。
これだけでした。
この想いによって、自分がインフルで辛いまま子どもの世話をすると言うのです。
私は「はぁ?」と思いました。
この緊急事態に何を言っているんだと。
両親すら家に入れたくないって、ひどくないかと。
なぜ家に入れたくないのか聞いてみました。
すると、その理由が日本の子育てをしんどくしていることに繋がっている気がしてきたのです。
①両親にインフルエンザをうつしちゃう
buriko「自分の両親でも家に入れたくないですか?」
私は嫁に問いました。
すると、嫁は申し訳なさそうな眼で私に言います。
嫁「だって、来てもらったらうつす可能性があるもん。」
来てくれたら助かるけど、この広さだと共有しなきゃいけないスペースがどうしても多くなる。
高齢の親にインフルエンザをうつすわけにはいかない。
そんなことを心配して、嫁は両親へのヘルプを拒否していました。
確かに。
両親にうつす可能性はあるし、いま住んでいる1LDKの間取りだと嫁と娘を完全に隔離することは難しいです。
②ベビーシッターだとしても知らない人に家を見られたくない
buriko「ベビーシッターはどうですか?」
インフルのときにお願いするのは申し訳ない気持ちもありましたが、誰かいてくれないと厳しい状況なので提案しました。
すると、嫁は悲しそうな眼で私に言います。
嫁「ベビーシッターだとしても、知らない人を家にあまり入れたくない。」
なるほど。
そう思うのもわかる気がするわ。と思いました。
まずベビーシッターに頼むという文化が私たちにはありませんでした。
そして、頼んだとしても嫁と娘は寝室で寝っぱなし。
シッターさんにはリビングにいてもらうって逆に気を遣っちゃう部分も出てきます。
休みたいのに休めない。
確かに。
いきなりベビーシッターはハードルが高いかー。
日本の住環境が生み出す”家に客を招かない文化”
”家に他人を入れたくない”
緊急事態でも強い想いを嫁から感じ、私は思いました。
これって、日本の住環境が生み出した文化なのかもしれない。
私はごく普通のマンションの間取り1LDKの部屋で嫁と娘と暮らしています。
核家族。
家のスペース的に、3人で暮らしていてちょうど良いです。
日本の住宅は機能的で、本当に暮らしやすいように設計されていることが多いと思います。
その反面、アメリカや欧州では日本より広いスペースの住宅が多いように感じます。
「日本の部屋は小さいなw」なんていう海外の方をテレビ番組で何度か観たことがあります。
お客さんを呼びたくても、もてなすスペースがないな!
そんな風に感じている日本人って多い気がします。
だから、日本はホームパーティーなど”家に客を招く文化”が浸透しないのです。
そんな文化が、うちの嫁のような”インフルでも他人を頼れない想い”を抱かせてしまうのです!
これでは、ベビーシッター文化が日本に浸透するのは難しいと感じています。
ここまでのまとめ
・嫁がインフルでも他人を頼らないのは「家に他人を入れたくない」という想い
・日本の住環境は海外に比べて狭いけど機能的
・そんな日本の住環境が”家に客を招かない文化”を作り出している
・よって日本にベビーシッター文化が浸透するのは難しい
日本にベビーシッター文化を浸透させたい!

今回の経験を通して、私は強く思うのです。
もっとみんなで子育てできるようにならないのかっ!?
全部自分たちでできればいいけど、子育てはやっぱしんどいときがあります。
そんなとき、親ではない誰かに気軽にお願いできるムードが欲しい!
子育てって本当に大変で、少しの時間でもいいからパパママが気を抜ける時間って絶対あった方がいいと思うんです。
その時間を作り出せるのはパパママ以外の誰かです。
海外のドラマや映画を見ていると、ベビーシッターがよく出てきます。
ホントいいなぁと思うようになりました。
親以外の大人と触れ合う時間は子どもにとってもプラスになるし、もちろん親にもプラスのことなので、良いことしかない!
日本にもベビーシッター文化を根付かせたい!!
そんなことを強く想うアラフォー教師はここにいます。