私には
いくつかの愛してやまない漫画がある。
その中の1つが「宇宙兄弟」だ。
「宇宙兄弟」はタイトルどおり、
南波兄弟が宇宙飛行士となって活躍するストーリー。
1巻は2008年3月21日に発売され、
約16年続く長寿漫画となっている。
アニメや映画化もされているので、
ご存知の方も多いだろう。
でも、
「昔読んでたけど、今は読んでないや。」
という方も多いのではないだろうか。
その理由はわかります。
近年、宇宙兄弟は
年2巻出版されるペースになっている。
このペースだと
前の巻で読んでいたストーリー忘れちゃうよね。
発売日とかも、
あんまり意識できないよね。
日々人が月に入ったんだっけ?
六太と日々人って、
一緒に宇宙行けた?行けてない?
・・・ぐらいのころで止まっている、そこのあなた!!
2024年7月23日に発売された44巻、
大変なことになってるからっ!!
44巻がつらい。でも、希望はあるよ、いつでもね。
ここからは、緩やかなネタバレがある。
でも、詳細は書きません。
途中で宇宙兄弟が止まってしまっている方が
また読みたいと思える程度にネタバレを抑えて
「宇宙兄弟」の魅力を書き綴ります。
さて、
最新巻では、六太と日々人は
宇宙で一緒に行動している。
だって、ほら。
41巻の表紙を見てくれい。
WE ARE SPACE BROTHERS
って書いてあるワッペンとか持っちゃってる。
そういうこと。
南波兄弟の夢を1つ叶えていたりしているわけですが、
(そのシーンも最高だから、絶対読んだ方がいい)
44巻が本当につらい展開になっている!
南波兄弟の夢を叶えたら、
この後のワクワク展開って難しいんじゃないのって思ってた。
小山宙哉先生、ごめんなさい。
宇宙兄弟、まだ終わりじゃなかった。
44巻は胸が苦しくて、
漫画読みながら、ドキドキして涙を流してしまった。
宇宙兄弟は、宇宙を舞台としているだけで
人間ドラマを描いている。
正直、子どもには理解が難しい心情が描かれているので、
大人向けだと思う。
大人向けっていうか、
大人にぶっ刺さる系だ。
刺さり過ぎて、すごいんだよ、本当に。
私は、何か壁にぶつかった時
「こういうとき、六太ならどうするだろう?」と考えるようにしている。
心の師匠なんです。
そんな六太が、44巻で六太らしさ全開で活躍する。
それが、本当につらい。
宇宙兄弟始まって以来の、激つら展開となっている。
宇宙兄弟を途中で離脱してしまっている方。
戻るのは、いまです。
この展開を見届けずして、宇宙兄弟を読んでいるとは言えない。
きっとこの先、
六太や日々人をはじめその他大勢のキャラたちが
私たち大人に大切な何かに気付かせてくれると思う。
だって、私たちはもう
WE ARE SPACE BROTHERS。