こんにちは。
burikoです。
大人になり、仕事をするようになったり、家族を持ったりすると、今まで考えなかったようなことを考えたりします。
「人は何のために生きているのか?」
この問いの答えを私はまだ見つけられていませんが、おばあちゃんがその答えにたどり着くヒントを教えてくれました。
「人は何のために生きているのか?」
「元気がない人を何とか元気にさせたい。」
私のおばあちゃんはこんなことを考えている方に素敵なことを教えてくれます。
おばあちゃんが教えてくれたこと

「人は何のために生きているのか?」
私のおばあちゃんは、この問いのヒントを言葉で教えてくれたわけではありません。
私がおばあちゃんを見ていたら、勝手にヒントとして感じることがあったのです。
介護老人福祉施設に入居する前のおばあちゃん
私のおばあちゃんは、現在介護老人福祉施設に入居しています。
入居することを決断した大きなきっかけは、おじいいちゃんが亡くなったことです。
おじいちゃんが亡くなって、しばらくおばあちゃん一人で生活していました。
おじいちゃんのことが大好きだったおばあちゃん。
おじいちゃんが亡くなった影響なのか、おばあちゃんは頻繁に体調を壊すようになりました。
一時は生死を彷徨うほどの夜もありました。
何とかお家に戻れるまで回復しましたが、少し物忘れも多くなりました。
周りの家族は1人で生活するのが心配だったので、同居や介護老人福祉施設を勧めました。
「家を離れたくない。」と拒否するおばあちゃん。
おばあちゃんだけの生活が約5年間続きました。
その間も体調の悪化は続き、車椅子での生活になってしまいました。
それをきっかけに、老人介護福祉施設に入居することを決意しました。
老人介護福祉施設に入居したときのおばあちゃんは車椅子生活です。
物忘れも多くなっていました。
便秘が続き、体調もよくありません。
そして何より、あまり元気がありませんでした。
「早くおじいいちゃんのところに行きたい」
これが口癖でした。
介護老人福祉施設に入居した後のおばあちゃん
老人介護施設に入居して1ヶ月。
「ここは疲れる。」とおばあちゃんは言っていました。
おばあちゃんは人に気を遣いすぎてしまう性格のため、他の入居者の方々が気になってしまうようです。
介護士の方にも気を遣っているようで、めちゃくちゃ愚痴をこぼしていました。
でも、何だか私は嬉しかったのです。
「こんな喋るおばあちゃん、久しぶりに見たな( ̄▽ ̄)」
老人介護福祉施設に入居して1年。
おばあちゃんに会いに行ったとき、私は衝撃を受けました。
車椅子だったおばあちゃんが歩いていたのですっ!
介護士の方の話によると、おばあちゃんの脚は歩けないわけではなく、気持ちの問題だったそうです。
なぜ、おばあちゃんは歩けるようになったのか?
さらに介護士の方が教えてくれました。
私のおばあちゃんは同じ施設にお友達ができました。
そのお友達も車椅子です。
そのお友達は、私のおばあちゃんより介護士のサポートが必要です。
世話好きのおばあちゃんは、自分ができる範囲でお友達のサポートをしていたようです。
そんなある日、おばあちゃんが車椅子から立ち、お友達の車椅子を押してあげたそうなんです。
その日からおばあちゃんは歩くことに自信を持つことができたそうです。
私は歩くおばあちゃんを見て、本当に嬉しかったです。
「おばあちゃん歩けるじゃん!」
そう聞くと、おばあちゃんは言いました。
「なんか歩いた方が早いのよー♪(´ε` )」
( ゚д゚)!!
かっこいいーーー( ̄▽ ̄)!!
人は誰かに貢献するために生きている

おばあちゃんに会いにいくたびに元気な姿を見せてくれます。
物忘れも少なくなってきました。
そんな元気になっていくおばあちゃんを見て確信しました。
『人は、誰かに貢献することで元気になれる』
おばあちゃんの姿を見ていると、心の底からそう思えます。
『人は誰かに貢献するために生きている』
おばあちゃんがそう教えてくれている気がします。
私も、おばあちゃんに貢献しよう。