こんにちは。
burikoです。
私はこれまで4回ほど職場が変わってきた。
その経験を通して、感じていることがある。
「あら?これまで常識と教わってきたものが、ここだと通用しないぞ。」
皆さんも、このような経験があるのではないだろうか。
常識だと教わってきたものが、場所や集団が変わると常識ではないことがある。
「なんだそれ!今までそんなやり方してきたの?」なんて言われて、私の常識が非常識として扱われたこともある。
なぜ、常識はその場所によって変化するのか。
今回は”常識”について書き綴る。
常識が不変ではない
職場において、何か意思決定するまでのプロセスで「これまでの常識が通用しない」とよく感じる。
例えば、
Step1 → Step2 → Step3の手順でGoalするものだと教わってきた常識があるとする。
私が「Step2とStep1は逆の方がいいんじゃないのかな?」と考え相談しても、この手順が常識だと教え込まれる。
職場が変わり、前の職場で教えてもらった手順で同じ仕事を進める。
すると、上司から「いや、これはStep2が先だよ。」と指摘される。
Σ(・□・;)!?
ここでは逆にするのかい!
このように、一方の職場ではNGでも、もう一方の職場ではOKだったりする。
「だったら、Step2とStep3を同時にやるってどうですか?」
こう提案すると「いや、そこは一つひとつ進めていった方が良い」と教えていただいた。
さらに職場が変わり、これまで培った常識で進める。
すると、上司から「いや、効率悪いな。Step2とStep3は同時でやりなよ。」と指摘される。
Σ(・□・;)!?
ここでは同時進行ありなんだ!
私にはこのような経験がある。
職種が違えば、同じGoalを目指していてもプロセスの違いはあるかもしれない。
しかし、同じ仕事内容でも支店が変われば上記のようなことは発生する。
これが良いことなのか悪いことなのかはわからない。
ただ、常識は不変だと信じていた私の考えは破壊された。
常識が変化する理由
その場所や集団によって微妙に変わる常識。
なぜ、このようなことが起こるのか。
上司と仕事のプロセスについて話しているときに、それが少しわかったことがある。
人はストーリーに大きく影響を受ける
上司の方々の本音を聞きたくて質問してみた。
すると、色々なことを言ってくれた。
上司A「いやーそうなんだよなー。いちいちめんどくせぇよなー。」
上司B「Step1なんかなくてもいいんだけど、そうすると◯◯◯さんがなー。」
上司C「◯◯◯さんを通してることが必要だったりするからね。」
皆さんプロセスに改善する余地があると思っている。
それと同時に「誰に話を通しているか」をすごく意識されていた。
どうやら、ここに「その場の常識」を生み出す要因がありそうだ。
効率化や生産性とは別に、Goalにたどり着くまでのストーリーが大切している。
これまで私が経験したことを振り返ると、確かに関わる人やその流れを重要視している気がする。
これって、義理や人情的なもの??
確かに、Goalは同じでも、そこにたどり着くストーリーを知れば見方が変わることってある。
例えば、下のような三角関係があるとする。
1人の男性が、恋人がいる女性に片想いをしていた。
そして、あるときその男性は恋人関係にある男性からその女性を略奪した。
「あいつ、彼氏がいる女の子に手を出すとか最悪だよな」
「女の子の方もやばいよね。彼氏いながら他の男に行くなんて」
この状況だと、こんな意見が出てきそうだ。
しかし、この状況に至るまでのストーリーを知ったらどうだろうか。
実は、もともと付き合っていた男性はDV男だった。
それを知って、略奪愛に至った。
どうだろうか。
ちょっと前とは見え方が全く変わっているだろう。
略奪愛で良かったんじゃないかと。
このように、それに至るまで色々なストーリーがある。
常識も同じなのかもしれない。
常識は不変ということはなく、その場所、その集団によるストーリーがあって、常識が作られている。
私たちはストーリーの中で生きてるのだ。