【今さら聞けない素朴な疑問】なんで食パンって言うの?

なんで食パンっていうの?
スポンサーリンク

こんにちは。

burikoです。

 

 

先日、娘がアンパンマンを観ていました。

その回は、アンパンマンとカレーパンマンと食パンマンの3人で必殺技をお見舞いする回でした。

 

その3人が登場したとき、重大なことに気付いたかのように、奥さんが語り始めました。

 

奥さん
アンパンって、餡が入ってるから、アンパンだよね?

photo by アンパンマンポータルサイト

 

 

buriko
はい。

 

 

奥さん
カレーパンって、カレーが入ってるから、カレーパンだよね?

photo by アンパンマンポータルサイト

 

 

buriko
はい。

 

 

奥さん
食パンって、なんで食パンって言うの?

photo by アンパンマンポータルサイト

 

 

buriko
・・・え?

 

 

奥さん
食パンって、”食べるパン”って意味でしょ。それなら、アンパンもカレーパンも食パンじゃん。

 

 

突然提言された「3人とも食パンマン論」。

なぜか私は奥さんに詰め寄られ、娘が哀れな目でまっすぐこっちを見ています。

 

 

なぜ食パンと言うんだ!?

 

 

何も答えられない姿を娘に見られるのは、もう嫌だ!

このままだとアンパンマンもカレーパンマンも食パンマン様にされちゃう!

 

と言うことで、google先生に聞いてみました。

 

食パンの由来は諸説ある!!

 

google先生にお伺いしたところ、「諸説あるよ。」と言うことがわかりました。

その中で、私の独断で有力だと思われる3つの説をご紹介いたします。

 

主食用のパン説

明治時代よりも前に、パンは作られていました。

当時はイースト菌などの酵母がなく、お酒の麹菌などを使っていたそうなんですが、これがあまり膨らまない。

だから、あまり美味しくなかったんです。

 

そんな中、「アンパン」や「クリームパン」など登場して、パンは菓子パンとして認識されるようになりました。

その後、山型の食パンや四角い食パンが普及していくにつれて、それはお菓子としてのパンではなく、「主食用のパン」なんだと言うことで「食パン」と呼ばれた説です。

 

本食用のパン説

むかし、イギリスでは丸パンが主流だったのですが、産業革命の影響で合理化が進み、パン型に生地を入れて大量に焼くようになりました。

これが今でも見かける山形食パン、角形食パンのことです。

第二次世界大戦より以前に生まれたパン職人は、食パンのことを西洋料理の
『もと』となる食べ物の意味をこめて「本食パン」と呼んでいました。

 
現在使われている「食パン」というのは、この「本食パン」の略であるという説です。

 

今でも、「食パン」を「本食パン」と言う名称で販売しているお店があるそうです。

 

消しパンじゃないから説

美術の木炭デッサンをするとき、消しゴムのかわりに食パンを使うことがあります。


理由は、消しゴムよりもやわらかく、紙を傷つけないから。

食パンは油が少ないため、消しても油染みすることがないという利点があるそうです。


この消しパンと区別するために、「食べるパン」という意味を込めて「食パン」という名前が生まれたという説があります。

 

諸説あるけど、食パンは食パンだった

 

ご紹介した3つの説以外にも、ネットにはその他の説もありました。

 

奥さんが提言してきた「3人とも食パンマン論」。

この論理は成り立たないことが証明されました。

 

よかった。

アンパンマンとカレーパンマンは存在する。

食パンマン様は食パンマン様なんだ。

決して「食べるパン」なんて雑な括りじゃない。

子どもたちに堂々と3人のヒーローを伝えていくことができます。

 

バイバイキーン。

スポンサーリンク