こんにちは。
burikoです。
自分の価値観が変わるような番組、観たことありますか?
私は、あります。
その番組は・・・
【Netflix】クィアアイ!!
Photo by Netflix
アラフォーの私に、これからの人生にプラスとなる素晴らしい影響を与えてくれました!
こんな自分でも、これからも大丈夫かな?
もっと成長しなきゃな。
人とうまくやるのって、難しいよな。
このような漠然とした想いがある方には、特に激推し!!
この素晴らしい番組を、もっと色々な人に知って欲しい!
今回は!!
クィアアイファンの私が、クィアアイを激推しする3つの理由をご紹介します!
目次
【Netflix】クィアアイってどんな番組?
ファッションやインテリアなどのプロフェッショナルなゲイ5人組”FAB5”が、”クィア目線”で「自分を変えたい」人々を変身させるリアリティ番組。
それが、【Netflix】オリジナルシリーズのクィアアイです!
クィアあるいはクイア(Queer)とは、元々は「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などを表す言葉であり、同性愛者への侮蔑語であったが、1990年代以降は性的少数者全体を包括する用語として肯定的な意味で使われている。
引用:Wikipedia
【Netflix】で配信中のクィアアイは、15年以上前に始まったオリジナル『クィア・アイ・フォー・ストレート』のリブート版です。
2018年から配信されている【Netflix】クィアアイは、第70回プライムタイム・エミー賞で3部門を受賞しています。
クィアアイが誕生するきっかけ
クィアアイが誕生するきっかけは、あるパーティー会場でした。
のちにクィアアイのプロデューサーとなる3人の男性は、シャツの裾がはみ出たボサボサの髪の夫を叱っている女性を見かけました。
「どうしてあの人たちのような格好ができないの!?」
その女性は、片隅でワインを飲んでいるゲイ男性のグループを指差して、夫に訴えています。
すると、洗練されたゲイ男性のグループが「落ち着いて」と女性に駆け寄ってきたのです。
「この人にチャンスをあげて」
彼らはそういうと、責められて可哀想な夫のシャツをしまい、髪を整えるように伝えました。
「ごらんなさい。彼も捨てたものじゃないでしょう?」
これを見た3人の男性は、クィアアイという番組を誕生させました。
魅力的なFAB5
クィアアイの核となるFAB5。
ファビュラスな5人組というのがFAB5の由来です。
私が最初に「この番組、好き」と思えたのは、FAB5が魅力的すぎたからです!
そんな5人をご紹介します。
ジョナサン・ヴァン・ネス
photo by Instagram
美容担当のジョナサン。
L.Aを拠点とするヘアリスト。
エミー賞にもノミネートされたファニー・オア・ダイの超人気webシリーズ『ゲイ・オブ・スローンズ』のクリエーター、ポッドキャスト『ゲッティング・キュリオス』のホストでもあります。
陽気でユーモアのあるキャラクター。
美しい長髪が印象的。
クィアアイでは、ドライヤーで髪をなびかせてキメ顔している件が、個人的にすごく好き。
ジョナサンの印象的だったシーンは、シリーズ1の『ブサイクは治らない?』の回。
ゲイの結婚についての話になり、ストレートの男性がFAB5の1人に聞きます。
「君は、夫? 妻?」
それを聞いていたジョナサンは「そんなの関係ないよ」と伝えます。
僕もよく聞かれるよ
どちらが主導権を握るかは、誰でも微妙でしょう?
どっちでもいいじゃない
女性的か男性的か、簡単に分けられるものじゃない
ジョナサンのこの言葉が、私がクィアアイファンになったきっかけです。
ボビー・バーグ
photo by Instagram
インテリア担当のボビー。
L.Aを拠点とするインテリアデザイナー。
自らの名を冠したモダンなインテリアグッズブランドのクリエーターで、webサイトを通じて全米に販売されています。
ボビーは、仕事熱心で、落ち着いた雰囲気があります。
クィアアイの中で披露するそのインテリアセンスは、抜群!
本当に洗練されたデザインを生み出しており、ぜひ我が家もと思ってしまいます。
ボビーの印象的だったシーンは、『クィアアイ in Japan!!』の回。
海外の人にとってスケールの小さい日本の部屋。
番組の中でも、FAB5は散々「狭い!」とか言ってます。
そんな日本らしいスケールの空間を、ボビーはめちゃくちゃ機能的に変えてくれます!
ボビーのインテリア術はホント参考になって、私も少しパクらせてもらっています!
部屋が変わるって、すごくインパクトが強い。
それに感動している日本人の女の子に、
「君も幸せになっていいんだよ」
と優しく抱きしめるボビーには、泣かさレました。
タン・フランス
photo by Instagram
ファッション担当のタン。
ソルトレイクシティを拠点とする経営者だが、今は自身が所有していた4つのアパレル会社を売却しているそうです。
とてもフレンドリーで、愛情豊かな印象。
ジョナサンと一緒にはしゃいでいるとき、めちゃくちゃ楽しそう。
当たり前ですが、ファッションセンスが抜群。
タンの教えてくれるコーディネートは、私も参考にしまくっています。
photo by Instagram
タンのインスタもすごくチェックしていて、↑このコーディネートは全てパクりたくて1日探し回ったこともあります。
タンの印象的なシーンは、シーズン3の『ジョーンズBBQ』の回。
太っていることを気にして、体型を隠すような服装ばかりの女性。
タンはその女性にボディラインが出るようなタイトなデニムを勧めます。
「このサイズじゃ、私には履けないわ。」
女性はデニムを拒否しますが、タンは「ストレッチ素材だから、試してみよう」と優しく促します。
お尻が大きければ、工夫してその体型をアピールしなきゃ
タンのこの言葉に、コンプレックスの克服の仕方を教えてもらいました。
服はその人の魅力を引き出すもの。
タンのコーディネートを見ていると、そう感じます。
その女性も、デニムをすごく気に入っていました。
ちなみに、タンはTシャツの袖とかデニムの裾を折り返しがちです(*´∀`*)
アントニ・ポロウスキ
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フード&ワイン担当のアントニ。
ニューヨークを拠点とする俳優。
レストラン『ヴィレッジ・デン』の共同経営者でもあります。
鬼イケメンのアントニは、愛嬌があってめちゃくちゃキュート。
料理をしているときも楽しそう!
アントニは、料理にアボガドを使いがち(*´∀`*)
それが、本当に美味しそうで美味しそうで。
アントニの印象的なシーンは、シーズン2の『ゲイに神のご加護を』の回。
FAB5のおかげで変わることができた教師の女性からメッセージをもらいます。
神様はわかっていた
あなたたちはチームになるとね
そう言われたアントニは、号泣。
このシーンはクィアアイの中でも相当泣けるシーンで、アントニが本当に素敵な人だと感じることができます。
カラモ・ブラウン
photo by Instagram
カルチャー担当のカラモ。
テレビ番組「Huffpost Live」「Access Hollywood Live」「Are You the One: Second Chances」で制作や司会を務めています。
2人の息子もいます。
クィアアイにおいて、カラモはその人が抱えている課題を乗り越えるために導く役割を果たしています。
ユーモアもありながら、物事の本質のに見抜いてサポートできるそのスキルは、教員の私にとってすごく見習いたいスキル!
カラモの印象的なシーンは、シーズン4の『デキる障害者』の回。
銃で撃たれて下半身不随になった元ギャングの男性は、なぜ自分が撃たれたのか理解していませんでした。
彼の人生を前に進めるために、自分を撃った男性と会って話すことを提案するカラモ。
「あの晩、何があったのか理解するだけでいい」
そう言って、2人が対面する場に同席するカラモ。
カラモは2人が対面したあと、最初に伝えます。
2人が来てくれたことに感謝する
僕は会話が進むようにするだけ
これは2人の時間
お互い質問するといい
カラモはこう伝えて、あとはずっと2人を見守っていました。
これができるカラモには、尊敬しかありません。
私がクィアアイを激推しする3つの理由
私がクィアアイにハマっている3つの理由をご紹介します。
①価値観が変容する
1つ目は、自分の価値観が変容します。
クィアアイのタイトル通り、”クィア目線”で物事が語られます。
ストレートの私にはなかった価値観、世界観に触れることができます。
ジョナサンの紹介の中でも触れましたが、シーズン1の最初の回。
ゲイの結婚についての話になり、ストレートの男性がFAB5の1人に聞きます。
「君は、夫? 妻?」
それを聞いていたジョナサンは「そんなの関係ないよ」と伝えます。
僕もよく聞かれるよ
どちらが主導権を握るかは、誰でも微妙でしょう?
どっちでもいいじゃない
女性的か男性的か、簡単に分けられるものじゃない
ジョナサンのこの言葉に、私はかなりの衝撃を受けました。
自分の中で、このようなことを一瞬でも考えたことがなかったからです。
自分のことを意識的にも無意識的にも”男”だと考えているので、
男性的でいることが当たり前でした。
別にそんな風に考えなくてもいいのか。
そう気づいたとき、なんか色々なことを楽に考えられるようになりました。
LGBTQにも関心が高まりました。
クィアアイには、様々な場面でこのようにハッとさせられるシーンがあります。
クィアアイに出会うことで色々な価値観を受容できるようになり、
自分の価値観も変容します。
セクシーでいることの大切さがわかる
2つ目は、セクシーでいることを大切さがわかります。
セクシーって、私には全然馴染みのないことです。
私と同じように、多くの日本人は、セクシーという言葉と親和性が低いと思います。
クィアアイでは、”セクシー”が重要なキーワードです。
FAB5が教えてくれるセクシーって、色気があるという意味ではないのです。
自分や自分の周りにセクシーさを感じことできてる?
クィアアイを観てると、このことをすごい問いかけられている気がします。
クィアアイは、イケてない人をファッション、インテリア、美容、料理、カルチャーを通して、イケてるように変身する番組です。
私は、『外見が変われば、中身も変わる』という理論で変身しているのだと思っていました。
でも、ある回でこんなセリフが出てきます。
中身が素敵なんだから、外見もセクシーにしなきゃ
私はこれを聴いたとき、私のセクシー概念が壊れました。
セクシーは色気という意味だけでなく、自分の魅力というニュアンスも込められていると理解しました。
ファッションも、インテリアも、美容も、料理も、カルチャーも、
そこにセクシーさがあるかどうかがその人の魅力に繋がります。
自分の魅力に気づくことができれば、また自分に自信が持てます。
もっと魅力的になりたいと思い、エネルギーが溢れます。
だから、セクシーでいることは大切なのです。
想いの伝え方がうますぎる
3つ目は、FAB5の想いの伝え方がうますぎることです。
私は、伝えたいことはあるけど、その場の雰囲気が良い状態を保つことを最優先します。
どんなときも、みんなと穏やかに過ごしたいからです。
その結果、言いたいことを言わないでおくことがあります。
FAB5のみんなは言いたいことをちゃんと伝えています。
その場の雰囲気を良い状態に保ちながら。
それを感じるシーンが随所に出てくるのです。
クィアアイではありませんが、FAB5のみんながちゃんと言いたいことを言えているムードがわかる映像がこちらです↓
彼らから学んだ想いの伝え方は2つです。
①相手のことは受け入れる
②表情は豊かに
1つ目は、”相手のことは受け入れる”です。
相手と共感できる状態なら問題ないですが、難しいのは相手と想いが違ったとき。
自分の想いを伝えていると、相手を否定しているムードになりがち。
そこで、大切なのは、
違いはお互いの想いだけで、相手の存在を否定していないことを自覚すること。
その自覚があることで、
「そう考えるあなたの気持ちはよくわかるけど〜」
と言えたりして、伝え方に変化が出ます。
「そんな想いがある君って、ヤバイね。」
と違った部分だけでその人の存在を否定するのではなく、存在は受け入れること。
ここが大切なポイントだと感じました。
2つ目は、”表情は豊かに”です。
私、真顔が怖いと言われたことがあります。
話しているとき、自分では穏やかに話そうと思っていても、目が死んでるようです。
FAB5の5人は、リアクションだけでもどう思っているかわかります。
言葉にしなくても伝えようとする意志を感じられます。
言葉で伝えているときも、非常に表情豊かです。
真剣な顔、笑顔、そりゃ違うよって顔・・・
ゴロゴロ表情を変えていて、聴いているこっちもすごくわかりやすいです。
想いを伝えるときの表情は、強烈に重要だということがわかりました。
おすすめエピソード3選
クィアアイは現在、シーズン1〜4とin JAPANの特別版が配信されています。
「これから観ようかな」と思ってもエピソードが多く、とっつきにくい部分もあるかと思います!
大丈夫です!
クィアアイは1話完結ですし、個人的にクィアアイらしさが詰まっているエピソードを3つ選んでみました!
■シーズン1 エピソード1『ブサイクは治らない!?』
■シーズン2 エピソード1『ゲイに神のご加護を』
■in Japan エピソード4『妻のためにもセクシーに』
この3つでクィアアイの良さは体感できます!
ぜひ、ご覧ください!
6月5日よりシーズン5が配信開始
なんと、6月5日からクィアアイシーズン5が配信されるそうです!!
photo by Instagram
シーズン5でも、FAB5らしさ爆発は間違いないです!
Netflixでいつでもどこでも見ることができます。
元気がないわけじゃないけど、元気が欲しい人!
ちょっと前向きになりたいななんてムードが高まっている人!
セクシーになりたい人!
クィアアイがおすすめです!