【今さら聞けない素朴な疑問】雨って汚いの?

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こんにちは。

burikoです。

 

1990年。

私が小学校3年の頃の話。

 

家族で旅行に出かけました。

お父さんが運転する車に乗って。

 

助手席にはお母さん。

後部座席には私と弟2人。

 

行き先は、どこかの山。

どこの山だったかは

忘れました。

 

その日泊まる旅館を目指し、

山道を走っていました。

 

「喉渇いた。」

 

弟が言いました。

5分前にサービスエリアで

休憩したばかりでした。

 

なぜ休憩してたときに水分補給しなかったんだ。

あのとき、喉渇いてないって言ったじゃないか。

 

お母さんは誰もが認める

正論を車内で叫びます。

 

弟は言いました。

 

「今、喉渇いた。」

 

こえぇ。

今ってこえぇ。

 

急に言われても飲むものないわよと

お母さんは現実を突きつけます。

 

すると、

弟は思いつきました。

 

後部座席の窓を開けて、

身を乗り出して、

空に向けて口を大きく開けてます。

 

雨が降ってました。

弟は雨を飲み始めました。

 

 

「うわっ。」

 

一番下の弟が引いてます。

 

何バカなことやってんの!?と

相変わらずな正論、お母さん。

 

雨なんて汚いんだから酔うわよ!

とお母さん。

 

buriko
えっ!?雨って汚いの!?

 

正論お母さんから

私が知らなかった

「雨は汚い」と言う事実。

小学校3年の私は、

雨ってきれいなものだと思ってました。

 

 

「大丈夫な気がする。」

 

そういって、

車から身を乗り出して

雨を飲み続ける弟。

 

私たちの車とすれ違った人たちは

弟をみてどう思ったんだろう。

 

「雨って、結構うめぇ。」

 

弟が変なこと言い出しました。

狂ってる。

 

5分後。

弟はめっちゃ吐いてました。

 

私はこのとき、

雨は汚いんだと知りました!

 

なぜ、雨が汚いのか!?

 

大人の皆さん!

子どもに説明することはできますか!?

 

今回は、

雨が汚い理由をまとめました!

 

雨が汚い理由

 

雨を飲んで吐きまくった弟。

 

そんな経験をする人を

もう生み出したくない!

 

まず、雨が降る仕組みからおさらいです!

 

雨が誕生する仕組み

 

 

雨は、以下の仕組みで誕生します。

 

雨が誕生するサイクル

❶地表の水分が蒸発して水蒸気になる

❷水蒸気が上昇気流によって上空に飛ばされる

❸上空の気温が低いため、水蒸気は雲つぶになる

❹雲つぶがさらに冷えると表彰となる

❺雲つぶや氷晶で雲が作られる

❻雲つぶなどが多く集まると重くなり、地表に雨として降り注ぐ

参考:学研キッズネット

 

これが雨が誕生する仕組みです。

 

雨が汚い理由

 

雨が汚い理由は色々ありますが、

主な理由は以下の2つです!

 

❶大気中の汚染物質

❷濾過されない水分が雨となる

 

雨が汚い1つ目の理由は

「大気中の汚染物質」です。

 

大気中には、

車の排気ガスや

工場の煙、

ちりやほこりなど

様々な汚染物質が存在します。

 

雨は上空から

それらの汚染物質を含んで

地表に到達します。

 

よって、

雨は汚いのです!

 

雨あがりの夕方など、

なんかいつもより

遠くまで景色が見えるなって

経験ありませんか?

 

あれは、

雨が大気中のちり・ほこりを

洗い流してくれたからです。

 

 

雨が汚い2つ目の理由は、

「濾過されてない水分が雨となる」です。

 

地表に降り注いだ雨は、

土に染み込んでいきます。

その過程で濾過されて

地下水となり川などに流れていきます。

 

川に流れた元雨水は、

水草や微生物によって

さらに綺麗な水となります。

 

これが綺麗な水が誕生する仕組みですが、

土がほとんどない都市部では

雨水は土に濾過される過程がありません。

 

よって、汚い水のまま

また雨となって降り注いでいるのです。

 

雨が教えてくれること

 

雨が汚い理由を知ると、

雨が教えてくれることがあります。

 

それは、

清潔な環境の大切さです。

 

雨が汚れているとすれば、

それは私たちが清潔な環境を保つことが

必要だと言うことです。

 

雨の飲んでも

吐かない弟がいることは、

私たちの環境が清潔に保たれているっ!?

 

みんなで

雨をがぶ飲みできる

地球にしましょう!!

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