こんにちは。
burikoです。
学校の先生をやっていると、必ず投げかけられる質問があります。
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
学校の先生であれば、ビシッと答えたい問いですが、私の中には「これだっ!」っていう答えがありませんでした。
でも、この度見つかったんですー!
しかも、2つもー!!
今回は「なんで勉強しなきゃいけないの?」という問いに対する2つの答えについて書き綴りたいと思います!
①『学ぶこと』自体がもう楽しい
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
この問いに対する1つ目の答えは、「『学ぶこと』自体がもう楽しくない?」です。
これ、オリラジのあっちゃんがおっしゃってました。
「なんで勉強しなきゃいけないの?」って聞いてくる想いには、「勉強してることが何の役に立つの?」という想いが含まれていると思うんです。
その想いに答えようと「たとえば数学は◯◯◯に役立つし、社会は◯◯◯に役立つし…」と伝えても、相手には響かないことが多いと感じます。
相手は「何に役立つのか?」って聞いてきてるけど役立てようと思ってないし、「オレはそんな仕事しないし」みたいなことも言ってきます。
勉強する目的を伝えても、なかなか受け入れてもらえません。
相手によって勉強する目的が違うからです。
そこで、目的よりもその過程について伝えてみるのはどうでしょうか!?
何に役立つとかあとでいいんだ!
知らないことを知ったとき、「へぇーそうなんだ!」って思えるあの瞬間って楽しくない!?
小難しいこと言うより、単純な私にとってはすごくわかりやすくて好きです。
②世の中の見え方が変わって楽しい
2つ目の答えは、「勉強すると世の中の見え方が変わって楽しい」です。
人間って意識していることの影響を受けて、いつもの日常が違って見えることがあります。
例えば、自分が食事のマナーを気をつけようと思っていると、他の人のマナーがやたら気になってしまうことってあります。
このように、自分が意識してることってかなり日常の見え方に影響を与えているのです。
私にもこのような経験があります。
ある日、ずっと欲しいと思っていた車を購入しようと決意しました。
その車はまだ街中でそんなに見ることが少なくて、そのレア感が魅力で購入を決めました。
しかし、購入を決意してから街中を歩いていると、その車がめちゃくちゃ走っていることに気づきました。
「あれ?いままでこんなに走ってたかな?」
私が購入を決意したくらいで狙ってた車が街中でいっぱい走り出すわけはありません。
私が購入すると決意したその意識が、いつもよりその車に目がいくように仕向けているのです。
その性質を利用すると、色んなことを勉強することでも、世の中の見え方は変わります。
私は数学と物理を勉強したことで世の中の見え方が変わりました。
特に宇宙が好きだった私にとって”第二宇宙速度”を知ったことは衝撃でした。
第二宇宙速度とは、地球の重力を振り切るために必要な、地表における初速度である。約 11.2 km/s(40,300 km/h)で、第一宇宙速度の √2 倍である。地球から打ち上げる宇宙機を、深宇宙探査機などのように太陽を回る人工惑星にするためには第二宇宙速度が必要である。地球の重力圏を脱出するという意味で地球脱出速度とも呼ばれる。
地球以外の任意の星についてや、あるいは「ある高度における脱出速度」といったものも考えられる。
引用:Wikipediaより
「地球の重力から脱出するために必要なスピードってあるんだ!!」
それを知って、なんとなく好きだったロケットの発射シーンが今までと違うように見えるようになりました。

私にはロケットが発射するとき、↑こんな風に見えます。
新しい知識を得ることで、世の中が違ったように見えるのがすごく楽しい。
これだけで勉強する意味ってある気がします。
勉強する意味は自分で見つけるといい。
今回は私が思う勉強する意味をお伝えしました。
でも、思うんです。
勉強する意味は、自分で見つけた方がいい。
自分で見つけないと納得できないですよね。
勉強する理由は色々あると思います。
私は上記の2つがいま思う勉強する理由です。