“校則”が私たちに教えてくれるものは”不条理”

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こんにちは。

burikoです。

 

 

先日、下記の記事が取り上げられていました。

”都立高の頭髪黒染め指導、反対署名1.9万人 都教委「中止」明言”

 

 

 

”地毛”なのに黒染めさせられている子がいると思うと、心が痛くなります。

 

これを機会に、こういったことが起こらなくなることを願っています。

 

そう願う反面、”地毛の子は黒染めしなくても良い”というルールを含めて頭髪指導を続けていると、いつかまた同じようなことが起こると感じています。

 

なぜそう感じてしまっているのかを、私個人の感覚を爆発させて書き綴ります!

 

エビテンス的なものは一切ございませんので、ご了承ください( ・∇・)

 

なぜ”地毛”の生徒が黒染めさせられる状況が起こるのか

 

私はほとんどの先生が『”地毛”なら黒染めする必要なし』と当たり前に考えていると思います。

 

それなのにこういうことが起こってしまう理由として、以下のケースをご紹介します。

 

 

 

ある高校では、染髪NGと校則で決まっていました。

 

もし染めてしまったら、黒に戻してもらうと学校説明会や新入生説明会等で伝えていたそうです。

 

”地毛”の子は対象外なので、入学する前に保護者と一緒に地毛であることを確認しています。

 

地毛が茶色な生徒Aさんが入学しました。

 

学校生活に積極的な姿勢で取り組むAさんは、当然染髪することもなく過ごしていました。

 

Aさんが3年生になりました。

 

Aさんは地毛で茶髪であると先生たちで共有していましたが、頭髪指導の時に『Aさんってこんなに茶色だったっけ?』という話が出ました。

 

Aさんに確認すると染めていないと言いました。

 

『そうだよね。』とみんな思い、当然それ以上の対応はしません。

 

そして、受験シーズンになりAさんは大学の推薦入試を受けることになりました。

 

 

 

入試日直前。

Aさんは髪を黒染めして学校に登校してきたそうです。

 

 

 

Aさんに話を聞くと、『色んな先生や親と話していて、茶色に染めてると思われて不利になる可能性があるなら黒くしようかなと思った。』と教えてくれたそうです。

 

 

 

このケースを聞いて、私は怖いと思いました。

 

どの学校でもあり得る話だと思ったからです。

 

黒髪を選択するのはいいのですが、自分本来の姿で挑めない感じが怖いし悲しくなります。

 

黒染め強要された以外にも、こういったケースで”地毛”の子が黒くしちゃうことがあります。

 

なぜ染髪NG?

 

染髪NGって必要ですか!?

 

 

 

何かきっかけがあって学校で染髪NGが始まったはずです。

 

染髪NGの理由を調べたり聞いたことあります。

 

 

①染髪に夢中になって学校でやったり、サポったりする

 

②進路活動のとき結局黒髪に戻す

 

 

よく言われるのがこの2つです。

 

 

 

①についてですが・・・

 

染髪してもちゃんとやる子はいっぱいいるので良くないですか( ゚д゚)/

 

 

 

②についてですが・・・

 

その時黒髪にしようと思えば戻せば良くないですか( ゚д゚)/

 

 

 

染髪した結果、学校生活が乱れたりしたら、その時一緒に考えれば良いのではないでしょうか。

 

染髪したら学校生活乱れる子って、もっと違うところに課題がある気が・・・

 

髪色のせいじゃないよー!

 

 

 

でも、染髪NGって大人の世界でもありますよね。

 

一部の職種を除いて、社会人は黒髪みたいな暗黙の了解みたいのがあります。

 

大学生もほとんどの子が就活の時に黒髪に戻します。

 

私も企業に勤めていた頃、頭髪で注意されたことがありました。

 

高校として卒業したらそんな社会に送り出すことを意識しているので、染髪NGを意識させたいのではないでしょうか。

 

 

 

なんか髪染めたくなる時期ってあるんですよね!

 

私も学生の時は染めてましたし。

 

社会人になった時、当然のように黒髪に戻しました。

 

でも、アラフォーになってまた染め始めたんですよ♪(´ε` )

 

白髪染めですけど_| ̄|○

 

 

染髪OKにしちゃえばいいんじゃないか!

 

私事ですが、1回だけ『染髪NGをやめちゃいましょう!』と学校に提案してみたことがあります。

 

すると『そういうことは頭髪指導が徹底できるようになったら言いなさい』と丁重に却下されました。

 

私のクラスに茶髪にしたくて染めてくる子がいたので、そう言われても仕方ないです。

 

それからずっと頭髪検査を徹底してやろうと頑張っていますが、学校に1人は染めちゃう子がいます。

 

私自身が『髪色なんてどうでも良くない?』と言う意識があるのがダメなんでしょうか。

 

 

 

生徒に『なんで染めちゃダメなんですか?』って聞かれたら答えられないなと思っているのですが、不思議と1回も聞かれたことがありません。

 

生徒も聞いたら聞いたで色々言われて終わるのがわかっているのでしょう。

 

『どうせ色々理由説明されるし、理由言われたところで納得できないから聞くのめんどくさいー』

 

こんな感じだと推測してます。

 

だから、これまで生徒たちが一致団結して『染髪NGを見直してみましょう!』ってなったことがありません。

 

生徒も先生もみんなそこに触れるのめんどくさいというか、思考停止しているというか・・・。

 

先生たちも本音ではどう思っているかみんなで話せる場があったら、すごく楽しくなる気がします。

 

仲良くしてもらっている先生と頭髪指導の話題になると、結構な確率で『髪色なんてホントはどうでもいいけどねー』というところに行き着きます。

 

実際、染髪NGを指導するのってめちゃくちゃ大変なんです!

 

髪を染めたい生徒たちvs 学校の先生

 

校則ってみんなで守ろうよというルールであるだけなので、強制力はありません。

 

染髪してしまった子に直してきてと伝えても無視され続けるとします。

 

無視されたから無理やり黒スプレーぶっかけるわけにもいかないし、染めるまで学校来るなとも言えません。

 

とにかくその子と話して、理解してもらうのです。

 

そうしている間に学期中ずっと茶髪の子とかいます。

 

 

 

黒に戻すことをごねる生徒もいます。

 

『お金がないから、戻せない』

 

『何もしてない。ドライヤー毎日使ってるから茶色くなってきちゃっただけ』

 

色々主張してきます。

 

ドライヤーで茶色になることはあると美容師に聞いたこともあるし、お金ないって言われたらもう何も言えません。

 

 

 

結構大変なことですが、こんなやりとりの中でも客観的に見ると感心することもあります。

 

茶色に染めちゃった生徒に茶色に染めてる先生が『黒染めしてこようか!』って言ってるんです。

 

『えーわかりましたー。』って生徒がすんなり納得したりするんですよ!

 

先生の茶髪は全く引っかかってないんです。

 

『先生は染めてOKで、なんで私はダメなんですか!?』って言わないんです。

 

そこ食いついて駄々こねてもいい気がするのですが、そこは食いつかないんですよ。

 

先生と生徒の違いみたいなものは認識しているようで、すごいなと感心してしまいました。

 

 

校則が私たちに教えてくれるものは”不条理”

 

染髪NG以外にも、学校には”校則”というルールがあります。

 

”この校則がある意味がわからない!”と主張する生徒がたまにいます。

 

同じような気持ちになった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

私も生徒が校則についてどう思っているのか気になって、50名程度ですが正直に”校則”についてどう思っているか聞いたことがあります。

 

 

 

Q.今まで意味がない校則があったと思う?

 

 

 

この質問に”あった”と答えた生徒は全体の95%でした。

 

具体的な校則を色々教えてくれました。

 

 

 

小学校でシャーペン禁止。

 

中学校でスニーカーと靴下は白のみ。

 

高校で男子のツーブロック禁止。 など

 

 

 

今までの学校生活の中で、これは意味ないなと感じたことがある生徒がいっぱいです。

 

色々校則に対する不満がありそうだったので、次の質問をしました。

 

 

 

Q.校則のない学校が素敵なあります。入学しますか?

 

 

 

結果は、75%の生徒が”しない”と答えました。

 

 

 

Σ(・□・;)!?

 

なぜだ!!

 

 

 

私の予想とは違う結果にびっくりしました。

 

みんな校則が嫌なんじゃないのか!

 

 

 

なぜしないのか理由を聞きました。

 

・無法地帯は嫌だ

 

・ルールがないとたるみそう

 

・治安が悪そう

 

・頭が悪くなりそう

 

 

 

多くの生徒は、意味のない校則はあるけど、校則自体の存在理由はあると認めているということでしょうか。

 

 

 

ある保護者に教えてもらった話があります。

 

その保護者のお子さんが通っている学校の校則が割と厳しかったそうです。

 

保護者の方はその校則にちょっと違和感を感じて『それってちょっとおかしいから、嫌ならちゃんと先生に言った方がいいよ。』とお子さんに伝えたそうです。

 

すると、お子さんはこう答えました。

 

 

 

別にいいよ。

 

ちょっとやり過ぎかもしれないけど僕は守るし。

 

世の中そういうことあるんじゃない?』

 

 

 

Σ(・□・;)!

 

お子さんすげー。

 

 

 

保護者の方は仰っていました。

 

 

 

”校則”を通して”不条理”を学んでいると。

 

 

 

社会で生きる上で”不条理”というものは誰もが経験することです。

 

それと向き合ってどうしていきたいか考えたり行動することはすごく大切な力です。

 

もしかしたら、”校則”がそのことを学ぶきっかけになるかもしれない!

 

”校則”について先生も生徒も保護者も一緒にフラットに話せる場は、すごい学びが得られるかもしれません!

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