こんにちは。
burikoです。
先日、『P&G、「髪型校則に関する調査」の結果を発表、7割の教員が髪型校則に疑問』というニュースを見ました。
教員の7割が髪型校則に疑問!?
そんなに疑問感じてるんですね!?
あらっ!
みんなで話し合わなきゃっ!
とすごく思ったので、まず自分がどうなのか考えてみました。
頭髪指導をめぐるパラドックス

校則については、私も色々考えながら先生をやっています。
上記の記事でも書かせていただきましたが、頭髪指導にはある種のパラドックスがあります。
それは、
”生徒はダメでも先生は染めている”
「そりゃそうでしょ。」と思いますが、よく考えるとこれって結構不思議だと思うんです。
生徒は染めたいのに、髪染めてる先生に『ダメ!』って言われて納得できるって、すごいことです。
生徒と先生の間に何か”共通認識”があって、このパラドックスが成立しています。
先生も生徒も髪型校則に疑問があるのに全然変わらないって、この”共通認識”のおかげではないでしょうか。
この”共通認識”がなんであるかみんなで話せる機会を作れば、何か変化が起きる気がします。
生徒がだめでも、私は染める

頭髪指導における”共通認識”を利用して、私は髪を染めています。
私は何をどう言われてもいまは髪を染め続けます(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
だって、白髪が・・・(´;Д;`)
生徒は先生をよく見ている
私に白髪があることを教えてくれたのは生徒でした。
ある日、授業中に黒板に板書していると1番前の生徒が『あれ?』と言いました。
私はその生徒の声が聞こえましたが、とりあえず流して板書し続けました。
すると、どんどん教室が騒がしくなっていきました。
私は板書しながら『なんだーどうしたの?』と問いかけました。
生徒「先生、そのまま動かないで。」
先ほど「あれ?」と発言した生徒が、私に制止を求めます。
怖い。
教室の雰囲気にふざけた感じがなかったからです。
「先生、授業中だけどスマホのカメラ使っていいですか?」
「え?なんで?」
「いま先生撮るから、見て欲しいんです。」
怖すぎる。
絶対霊的な何かが視えてるんだと思いました。
恐怖が半端なかったですが、「むしろ撮ってくれ」と懇願しました。
カシャ。
「先生、ほら、見て。」

*写真が白髪ネギですが、現場は私のつむじにかなりの白髪が写っている写真でした。
ヒィィィィィィィィィ!!
私にとっては、霊的なものとは違った種類の恐怖画像でした。
まさか、こんなにも白髪が生えているとは。
生徒ってよく見ています。
板書より私のつむじ見てくれているとは、本当にありがたいです。
大切なのは「なぜ?」を伝えること

白髪を発見してもらい、私はすぐ決心して生徒に伝えました。
『私、白髪があることが嫌だから髪染めてきます!』
私の中で、「自分は染める」ことを伝えないとスッキリしなかったので生徒に宣言しました。
「私は染めるけど、みんなには染めちゃダメっていうことがあるから。」ということもしっかり言いました。
こんなこと言う必要はなかったかもしれません。
でも、「なぜそうしているか?」を伝えることって大切だと思っています。
「言わなくてもわかる」的なことを積み重ねていくと、うまくいかなくなります。
恋人同士でも、こういうことありませんか?
だから私は、結構自分のために『白髪を隠したいから染める!』と生徒に伝えました。
そのとき、生徒から何も言われなかったし、『先生はそうした方がいい』とも言ってくれる子もいました。
『なぜ?』を伝えることって大切です。