こんにちは。
burikoです。
多くの高校では2学期期末試験が終わり、成績もつけたりしつつ今年の終わりを感じるムードになってきました。
この時期は、進路講演や球技大会など実施する学校が多かったりします。
うちの学校で球技大会はちょこちょこ開催されています。
「球技大会っていいなー。」みたいなムードで過ごしていたら、気付いたのです!
雰囲気の良い学校とそうでない学校の違いにっ!
今回は私に突然舞い降りた”気づき”について書き綴ろうと思います。
目次
雰囲気が良いとは何か?
『雰囲気が良い学校とそうでない学校の違い』をお伝えする前に、私が考える雰囲気が良いとは何かを宣言します。
それは、学校の先生も生徒も、お互い楽しめる時間を持つ気持ちがあること。
それが私の考える『雰囲気が良い』という状態です。
先生みんなが仲良し。
生徒もみんな仲良し。
先生も生徒も仲良し。
こんな学校はきっとありません。
お互い考え方が違うところはあるし、わかり合うのが難しい人って必ずいます。
それでも、お互いのことを受け入れられる余裕があって、楽しく過ごそうとする気持ちがあること。
それが学校を良いムードにすることに必要不可欠なことだと考えています。
『一緒に楽しめるときは楽しもう。』
お互い色々あるけれど、この気持ちが行動として表れていることを『雰囲気が良い』とします。
雰囲気が良い学校とそうでない学校の違い

雰囲気が良い学校とそうでない学校の違い。
それは体育祭や文化祭、球技大会で色濃く感じられます!!
雰囲気 ◎ ➡︎ 先生チームがある。
雰囲気 × ➡︎ 先生チームがない。
どういうことかご説明します。
体育祭のリレーで、先生チームが出場してくるシーンを見たことはないでしょうか。
本来は生徒が主役なのに、なぜか先生たちがグイグイ競技に参加してくる学校があったりします。
文化祭でも、先生たちがバンド組んでステージで披露している学校があります。
生徒が主役なのに、先生もなぜか登場してくるのです。
こういった生徒の活動に先生も混じろうとしる学校は『雰囲気が良い学校』です、きっと!!
先生が混じってくるとなぜ”雰囲気が良い”のか?

私はこれまで幾つかの学校を経験しました。
その中で、先生が生徒の行事にグイグイ入っていく学校とそうでない学校がありました。
グイグイ入ってくる先生たち
グイグイ入ってくる先生は「楽しくやりたい」という想いがあります。
・先生が一緒にやったら、きっと喜んでもらえる
・生徒に良いところを見せたい
・どうせやるなら大人の本気を見せたい
仕事に対してプラスの気持ちが働くので、先生たちの雰囲気がめちゃくちゃ良くなるのです。
体育祭のリレーに出るとなったら、有志の先生で集まって生徒が帰った後に練習したりもします。
そんな時間が持てることも、先生たちの雰囲気が良くなる理由の1つです。
グイグイ入ってこない先生たち
グイグイ入ってこない先生は「生徒が主役」という想いがあります。
「行事は生徒のもの」という考えを大切にしています。
・大きな怪我も終わらせよう
・楽しく過ごせるかは生徒次第
こういった想いを大切にしている集団に「先生たちも出ちゃいましょう!」という想いが入り込もうとすると、マイナスな想いが発生するのです。
・生徒が主役だから先生が前に出てはだめ
・先生が出るって、いったい誰が出るのか
・正直、生徒とそんなにやりたくない
こんな想いが溢れ出し、先生はあくまでサポートに徹しようという意識が高まってしまうのです。
先生たちが学校の雰囲気をつくる
学校は生徒が活動する場ですが、私は学校の雰囲気をつくるのは先生だと考えています。
生徒にとってリーダーの役割を担っている先生たちが、率先して雰囲気良く過ごしている姿を見せることはとても大切です。
「学校の雰囲気は生徒次第。」という考えでは、雰囲気は良くなりません。
先生も学校の一部。
生徒に丸投げはなにもしていないのと一緒です。
まず先生たちが『雰囲気を良くしよう』という姿を見せることが生徒に伝わって、それが学校全体の雰囲気を作りあげるのです。
雰囲気が良い学校の見つけ方

私が考える雰囲気が良い学校は、先生たちが生徒の中にグイグイ入ってくる学校です。
学校が実施する説明会では、それを感じることはできないかも知れません。
「体育祭では、先生たちも一緒に走ってまーす♪」
こんなことをアピールする学校はほぼないでしょう。
私が考える雰囲気の良い学校を判断するには実際に観に行くしかありません!
体育祭や文化祭であれば見学可能だと思うので、そこで先生と生徒が一緒に楽しい時間をつくろうとしているのかを意識してみてください!
学校生活って、いつも楽しいわけではありません。
勉強がしんどくて、先生も生徒も苦労する時間があったりします。
行事に関してだって、色んなことがうまくいかなくてイライラしたりします。
学校生活も人生の一部なので、調子が良いときと悪い時があって当然。
学校がそんな場所であるなら、雰囲気が良い学校を選ぶべきです。
3年間なんてあっという間と言ってくる大人って結構います。
確かに、大人にとって3年はあっという間です。
でも、18歳になる子にとって3年は人生の6分の1の時間にあたります。
そう考えるとあっという間だと思えるにはまだ年齢が足りないかも知れません。
雰囲気が良いことは説明会ではわかりません。
行事を観に行ったり、在校生・卒業生に先生たちのグイグイ具合を聞いてみてください。
雰囲気の良い学校になるよう、私も意識して明日から先生やってみます!!!